言っちゃった...角田裕毅に690万円の罰金!不適切発言に「英語の理解が間違えていた」真摯に謝罪
F1第11戦オーストリアGPの予選で、角田裕毅(RB)が不適切な発言をして罰金を科せられた。
角田はチームラジオで攻撃的な言葉を使用し、その意味を誤解していたと説明した。
角田は謝罪文をSNSで公開し、スチュワードも角田の真摯な反省を評価した。
F1第11戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の予選で、角田裕毅(RB)が無線で「不適切な発言」をしたとして、40,000ユーロ(約690万円)の罰金が科せられた。
予選中、角田裕毅(RB)は「クソボケ」という不適切な発言を無線で発言してしまっており、SNSでそれが問題視されていた。
F1オーストリアGPスチュワードは、レースディレクターからの報告を受け、角田裕毅とチーム代表者から話を聞いた結果、以下の事項を検討し、以下のように決定した。
■角田裕毅のチームラジオでの不適切な発言について
スチュワードは角田裕毅とチーム代表から話を聞き、チームラジオの証拠を確認した。
Q1で、角田裕毅がピットのファストレーンに並んでいた際にジョウ・グァンユ(Kickザウバー)が入ってきた時、角田はその不適切で攻撃的な言葉を使っていることが確認された。
聴聞会で、角田は申し訳なさそうに謝罪し、英語が母国語ではないため、その言葉の意味をセッション後まで知らなかったと説明した。角田はその意味を知ったときにショックを受けたと述べた。角田はその言葉の理解が違っていたと主張したが、これを言い訳にすべきでないことを認めた。
スチュワードは角田の正直さを評価したが、使用された言葉が不快であり、完全に不適切であることを強調した。その言葉が公に利用可能なプラットフォームで使われたことがFIA国際スポーティングコード第20条で定義される不正行為に該当するとした。
状況を考慮し、スチュワードは厳しい罰金が必要と判断したが、角田の真摯な反省と公で謝罪を申し出たことを考慮し、罰金の一部を免除することに決めた。
■角田裕毅は自身のSNSで謝罪文を公開
また、角田裕毅は自身のSNSで謝罪文を公開している。
「こんにちは、今日のラジオでの発言、大変失礼しました。
明らかに意図的に使ったわけではなく、自分でもその意味を完全に誤解していました。今、この言葉の意味をよりよく理解し、自分の発言について大変申し訳なく思っています。
このような言葉は場違いであり、許されるものではありません」