400M日本記録保持者・佐藤拳太郎 日本新でパリ五輪切符獲得へ「狙っていく」

AI要約

佐藤拳太郎は日本記録保持者で、日本選手権での成功を目指している。

昨年の世界選手権で日本新記録を樹立し、パリ五輪参加標準記録も突破している。

佐藤はパリ五輪への出場に向けて準備を進め、マイルリレー代表入りにも意欲を示している。

 陸上男子400メートルで44秒77の日本記録を持つの佐藤拳太郎(富士通)が18日、オンラインで報道陣の取材に応じた。日本選手権(27日開幕、新潟)でのパリ五輪代表入りに向け「44秒台、そして日本記録以上の記録を狙うところに一番重点を置いてます」と日本新での優勝を見据えた。

 昨夏の世界選手権では、44秒77の日本新記録をマーク。男女を通じてトラックの五輪種目では当時最古の日本記録だった高野進の44秒78を32年ぶりに塗り替える快挙を成し遂げた。

 パリ五輪の参加標準記録の45秒00も突破しており、日本選手権で優勝すればパリ五輪に即時内定する。「いまだに優勝ができていないので、まずはしっかり記録、そして順位ともに狙っていき、パリ五輪の即時内定をしっかり目指して準備をしております」と意気込んだ。

 佐藤は“マイル侍”こと1600メートルリレーの代表入りにも意欲を見せる。「全員でマイルリレーを作り上げるべきだと思う。全員で日本のマイルリレーは強いと世界に示せたらいいなと思いますし、そういうチームを作っていきたいと思います」と力を込めた。