【柔道】鈴木桂治監督は村尾三四郎敗れた「疑惑の判定」理解示す「あれは今大会取ってない印象」

AI要約

柔道男子の鈴木桂治監督が、村尾三四郎の決勝での「疑惑の判定」についてコメント。

村尾は金メダル目前で逆転負けを喫し、大会の判定の傾向について理解を示す。

村尾は技ありを奪うも、2連続で技ありを奪われ一本負け。内股からの大外刈りでポイントを逃す場面も。

【柔道】鈴木桂治監督は村尾三四郎敗れた「疑惑の判定」理解示す「あれは今大会取ってない印象」

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇7月31日(日本時間8月1日)◇男子90キロ級◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ

 【パリ=木下淳】柔道男子の鈴木桂治監督(44)が「令和の三四郎」村尾三四郎(23=JESグループ)が敗れた決勝での「疑惑の判定」について語った。

 「あれは今大会取っていないなっていう印象の試合はいくつかある。取らないと言われれば取らないんだなっていう感じ」

 大会の判定の傾向から理解を示した。

 「『尻餅をついて両手』だったらポイントなんですよね。ですけど、『尻餅をついて片手』だったので。ルール上はそう書いてありますので。それはないよねっていうところもあります」

 初出場で金メダル目前としながら逆転負けを喫した。前回21年東京五輪の王者ラシャ・ベカウリ(24=ジョージア)と対戦。先に大内刈りや内股で攻め、密着する相手を谷落としで倒して技ありを奪った。だが、2連続で技ありを奪われ、合わせ一本で敗れた。村尾は途中、内股からの大外刈りを仕掛けたが、ポイントにはならない惜しい場面もあった。