久保凜、近畿2冠に前進 800m準決勝は2周目ペース緩めて2分8秒93で決勝進出

AI要約

女子800メートル準決勝で久保凜が2分8秒93をマークし、決勝進出。

久保は800メートル高校記録更新を目指す意気込みを持ち、序盤から独走態勢を築いた。

久保は今季、800メートルで好成績を残し、日本選手権では優勝を目指す。

久保凜、近畿2冠に前進 800m準決勝は2周目ペース緩めて2分8秒93で決勝進出

 ◇陸上・近畿高校総体第3日(2024年6月15日 ヤンマースタジアム長居)

 女子800メートル準決勝が行われ、昨年度覇者の久保凜(東大阪大敬愛高2年)が2分8秒93をマークして2組1着となり、あす16日の決勝に進んだ。

 前日の1500メートル決勝を制し、レース後には「800では高校記録(2分2秒57)更新を目指します」と話していた久保。この日の午前の予選では、2分12秒15で1組1着となって通過した。午後の準決勝は序盤から独走態勢。1周目を1分2秒程度で通過し、2周目はペースを緩めて余裕を持ったままフィニッシュした。

 今季、主戦場とする800メートルは5月12日に木南記念を2分5秒11で制するなどGPシリーズ3連勝中。4月の金栗記念では田中希実(ニューバランス)に競り勝ち、5月3日の静岡国際では2分3秒57のU―18日本記録を叩き出した。

 日本一をかけて戦う日本選手権(6月27~30日、新潟)にも800メートルでエントリーしており、高校2年生ながら「優勝」を目標に掲げている。