【W杯アジア2次予選】日本代表 本拠でシリアに完勝!史上3度目となる全勝突破で最終予選に弾み

AI要約

サッカー日本代表は26年W杯北中米大会アジア2次予選最終第6戦でシリアに勝利し、全勝で最終予選進出を決めた。

新スタジアムでの記念すべき初の国際Aマッチを広島で行い、堂安や久保などの活躍で白星を挙げた。

試合では中村や堂安の活躍で開始早々に2点目が決まり、後半も相馬や南野が追加点を挙げるなど、好調な形で最終予選に臨むこととなった。

【W杯アジア2次予選】日本代表 本拠でシリアに完勝!史上3度目となる全勝突破で最終予選に弾み

 ◇W杯北中米大会アジア2次予選B組  日本―シリア(2024年6月11日 エディオンピースウイング広島)

 サッカー日本代表は11日、26年W杯北中米大会アジア2次予選最終第6戦・本拠シリア戦に勝利。06年ドイツ大会、22年カタール大会に続き3度目となる全勝での最終予選進出を決めた。広島では20年ぶり、新スタジアム・エディオンピースウイング広島としては記念すべき初の国際Aマッチを白星で飾った。

 日本代表の森保一監督は6日のミャンマー戦に続き、「3―4―2―1」の攻撃的3バックを採用。先発は堂安、中村以外のを9人変更し、久保、南野、遠藤らがスタメンに名を連ねた。

 前半は左の中村、右の堂安という両ウイングバックが機能しゴールラッシュ。まずは開始13分、中村が左サイドをドリブル突破し、敵陣深くからクロスを供給。これに上田が頭で合わせ先制ゴール。同19分には久保がドリブルで持ち上がり、右サイドへ展開。ボールを受けた堂安がペナルティーエリア手前から左足を振り抜くと、鋭いシュートがゴール右隅に突き刺し2点目。堂安は2戦連発となる一撃で代表通算10点目を記録した。さらに同22分にはゴール前で久保のパスが相手DFに当たり、そのままゴールイン。これがオウンゴール(OG)となって3点目が生まれた。

 後半になると森保監督は中村を下げ、伊藤を投入しシステムを「4―1―4―1」と従来の4バックに変更。伊藤が左サイドバック、冨安が右サイドバックに入った。

 後半はなかなか追加点が奪えない展開が続いたが、同28分に途中出場の相馬が自ら得たPKを確実に決め4点目。同41分には南野が追加点を決めるなど20年ぶりとなった広島開催の国際Aマッチで快勝。敵地・北朝鮮での不戦勝を含め同予選6戦全勝で9月からの最終予選へ弾みをつけた。