森保監督 長友、久保のシリア戦起用には慎重「無理をすべきではない」広島入り後は別メニュー調整も

AI要約

サッカー日本代表はW杯アジア2次予選B組第6戦のシリア戦に臨む。

森保監督が長友佑都と久保建英の起用について慎重な姿勢を示し、ケガの状態を最優先する考えを明かした。

日本は既に9月から始まる最終予選進出を決めており、次の活動まで時間が空くので他の選手と合わせることを考えている。

 サッカー日本代表は11日、W杯アジア2次予選B組第6戦のシリア戦に臨む。10日にはエディオンピースウイング広島で公式会見が行われ、森保一監督(55)が出席。一部別メニュー調整が続いていたDF長友佑都(37=FC東京)、MF久保建英(23=Rソシエダード)は全体練習に復帰したものの、起用については慎重な姿勢を示した。

 森保監督は2人の起用について「まずはこの代表活動の中でプレーできるという判断の下、彼らを招集させてもらっている。可能であればプレーしてもらいたい」としつつ、「予定と現実は違う場合がある。トレーニングには復帰しているが、最終的に今日のトレーニングをした後、もう一度メディカルと話をして、リスクがあればそこは無理をすべきではないと思うので、プレーできるかの判断をしていたい」とした。

 「次の9月の活動まで時間が空くので、他の選手と合わせてもらうのはやっていきたいことではありますが、ケガをしてケガが尾を引いて、所属クラブの活動、今後に響くことがあってはならないので、ケガの状態を見ることを最優先したいと思います」と強調した。

 日本は2次予選5連勝で、すでに9月から始まる最終予選進出を決めている。