森保監督、ミャンマー戦から「大幅に入れ替えて戦いたい」 3バックは継続…久保の起用は慎重か

AI要約

森保一監督はシリア戦に向けて久保建英や長友佑都の怪我状態を慎重に考慮し、起用を決める姿勢を示した。

久保はもも裏の怪我、長友は足の違和感で別メニュー調整が続き、無理せずに起用法を検討中。

3バックのシステムを続け、シリア戦ではメンバー変更を予定し、戦術の浸透度を高める意向を示した。

 日本代表を率いる森保一監督は6月10日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選シリア戦に向けて公式会見に出席した。ミャンマー戦でベンチ外となり、8日の練習では途中で別メニューとなったMF久保建英、DF長友佑都について「怪我の状態を見ることを最優先したい」と慎重に起用する方針であると明かした。さらに、ミャンマー戦でスタートから挑戦した3バックに継続して取り組む姿勢だとした。

「まずはこの代表活動の中でプレーできるという判断ものと招集させてもらっているので、可能であればプレーしてもらいたいと思っています。ただし、予定と現実は違う場合はありますので、今トレーニングには復帰していますが、最終的に今日のトレーニングをした後トレーナーと話をして、怪我のリスクがあるのなら無理をするところではない。怪我をしてしまって尾を引いて所属クラブの活動や、今後の選手のキャリアに響くようなことはあってはいけないので、怪我の状態を見ることを最優先したい」

 久保は5月末の東京ヴェルディ戦で、もも裏を痛めて途中交代、長友も足の違和感で今シリーズ別メニュー調整が続いていた。現在は練習に合流しているものの、無理はさせずに起用法を見極めていく。

 また、3バックは継続して行うようだ。ミャンマー戦で挑戦した3-4-2-1システムをより深めるためにも「まずは戦術的なところでいうと3バックは明日のシリア戦でもチームとしてより共有を図れるように戦術の浸透度を上げていけるようにトライしたいなと思います。ミャンマー戦からは選手を大幅に入れ替えて戦いたい」と、メンバー変更を示唆した。