川村拓夢 地元で代表生き残りに燃える ミャンマー戦は不完全燃焼「僕の良さを出したい」

AI要約

MF川村拓夢(24)は、日本代表として地元広島での試合に出場し、生き残りを懸けて積極的な攻撃参加を誓っている。

川村はミャンマー戦での不完全燃焼を受けて闘志を燃やし、次の試合で自身の良さを出したいと考えている。

広島の本拠地Eピースでのシリア戦に出場する川村は、故郷での試合に親も観戦予定であり、20年ぶりの国際Aマッチに臨む意気込みを見せている。

川村拓夢 地元で代表生き残りに燃える ミャンマー戦は不完全燃焼「僕の良さを出したい」

 日本代表は9日、W杯アジア2次予選最終戦のシリア戦(11日)に向けて広島市内で調整した。所属する広島の本拠地での一戦に臨むMF川村拓夢(24)は、途中出場で不完全燃焼に終わった6日ミャンマー戦に続く出場機会を熱望。地元で持ち前の積極的な攻撃参加を披露し、代表生き残りへアピールすることを誓った。

 地元で代表定着への足場を築く。日の丸を背負って凱旋した川村は「日本代表として帰ってこられたのは凄くうれしい」と気持ちを高ぶらせた。

 既に日本は2次予選首位通過が決定しているが、川村にとっては最終予選への生き残りを懸けた大一番。「次、呼ばれるかどうか分からない。試合に出るチャンスがあれば僕の良さを出したい」と闘志を燃やす。

 ミャンマー戦は後半開始から出場したものの、A代表2試合目は積極性を欠いたプレーに終わり「情けない」と反省。持ち味はボランチの位置からゴール前に顔を出す攻撃参加で、「もっといい意味で自己中になってもいい」と自らに言い聞かせた。

 今年誕生した広島の本拠地Eピースは、実家から電車で15分程度。シリア戦は両親も観戦予定という。自身が出場した試合は4勝1分け1敗と相性も良く「いつも見ている景色なので、やりやすいと思う」。国際Aマッチの広島開催は04年7月のスロバキア戦以来20年ぶり。故郷での主役の座は譲れない。