森保ジャパン、ミャンマー戦で導入した攻撃的な3バック継続へ

AI要約

サッカー日本代表はシリア戦に向けて攻撃的な3バックの練習を続けており、長友佑都も全体練習に復帰した。

板倉滉は3バックの重要性を強調し、選手間での改善点を共有する姿勢を示した。

ミャンマー戦で試された3バックの布陣について、選手たちは意見を述べながらシリア戦に向けて準備している。

森保ジャパン、ミャンマー戦で導入した攻撃的な3バック継続へ

サッカー日本代表は8日、2026年W杯アジア2次予選B組最終戦となるシリア戦(11日、Eピース)が行われる広島市内で練習を再開した。チームは6日のミャンマー戦(ヤンゴン)で導入した攻撃的な3バックを継続する見通しで、DF板倉滉(27)=ボルシアMG=らが居残りでポジショニングなどを確認した。また、脚の張りで別メニュー調整が続いていたDF長友佑都(37)=FC東京=が全体練習に合流した。

世界の頂点を目指す森保ジャパンは、戦術の幅を広げるため、攻撃的な3バックの精度を高める。DF板倉がその重要性を説いた。

「(4バックと)両方に臨機応変にスムーズに対応しないといけない。それができるメンバーがいる。今までの試合でも何回か試合の中で3バックはトライしているけど、引き続きトライしながらチームとしてやっていきたい」

この日の全体練習後には右から冨安、板倉、町田の並びで3バックの居残り練習を実施した。シリア戦では、この布陣で臨む可能性が高い。

6日のミャンマー戦では試合のスタートから3バックに挑戦。橋岡、谷口、伊藤が最終ラインを形成し、中盤に厚みを持たせて、より攻撃的なスタイルに挑んだ。試合後には選手間で改善点などを共有。谷口は「立ち位置の部分、ボールの動かし方。中盤の選手の感覚とすり合わせ。どういう動かし方が動きやすいとか」と説明した。

シリア戦は9月に始まる最終予選に向けた最後の試合。チームの可能性を広げ、大一番に向かう。(西垣戸理大)

◆FW小川 「(ミャンマー戦では)2得点ともクロスからだったし、ゴール前に僕1枚しかいなくても得点を取れるというのは示せたと思う。もっともっとそこを要求したい」

◆MF田中 「(シリア戦は昨年11月に)5─0で勝っているとはいえ、アジア杯みたいに難しい試合になるときもある。そういう試合で圧倒できるか、そこはすごく大事」