【浜中俊コラム】鳴尾記念のディープモンスター、返し馬の段階から力んでいた 順調に使えるようなら次走が楽しみ

AI要約

ディープモンスターとのコンビで挑んだ鳴尾記念は、残念ながら5着でした。力んで走っていたため、最後に余力がなくなってしまったが、順調に使えるようなら次走が楽しみ。

函館で騎乗する5Rのイガッチは緩さがある馬なので前半勢いが付くまで時間がかかる可能性があり、スムーズに流れに乗れるかがポイント。

7Rのミッキースピナッチは順調で、函館の1000メートルも合っているため勝ち負けになる見込みがあり、11Rのサトノレーヴも問題ない距離で重賞初制覇のチャンスがあるとの期待が高い。

【浜中俊コラム】鳴尾記念のディープモンスター、返し馬の段階から力んでいた 順調に使えるようなら次走が楽しみ

 ディープモンスターとのコンビで挑んだ鳴尾記念は、残念ながら5着でした。返し馬の段階から、力んでいるところがあって、そこが気がかりでしたが、レースでもそういった面が出ていました。スタートが決まって、逃げ馬の後ろという思い通りのポジションは取れたのですが、力んで走っていた分、最後は余力がなくなってしまいました。ただ、それでいながら5着と踏ん張っていますから、順調に使えるようなら、次走が楽しみです。

 日曜も函館で騎乗します。5Rのイガッチは今週の追い切りで、古馬のオープン馬と同入したように、ラストの動きは良かったです。ただ、緩さがある馬なので、前半勢いが付くまで、少し時間がかかるかも。スムーズに流れに乗れるかがポイントになりそう。

 7Rのミッキースピナッチは順調ですし、函館の1000メートルも合っているので、メンバー次第で勝ち負けになるでしょう。11Rのサトノレーヴは2走前の阪急杯が好内容の4着でしたし、重賞でもやれる力は持っています。函館の芝1200メートルも昨年勝っていて問題ありませんし、スムーズに立ち回れれば、重賞初制覇のチャンスがあると思っています。