日本男子バレーが3-1勝利も…アルゼンチンは“疑惑の判定”に怒り「リプレイを見れば明らか」「審判がミスを犯した」【パリ五輪】

AI要約

日本代表がアルゼンチン代表を相手に大会初勝利を収めた男子バレーボールの試合で、疑惑の判定が物議を醸した。

アルゼンチンが抗議を続け、レッドカードを受けて日本に1点が与えられた場面が大きな話題となった。

アルゼンチン側は判定に納得できず、審判の判断が試合の流れに影響を与えたと指摘している。

日本男子バレーが3-1勝利も…アルゼンチンは“疑惑の判定”に怒り「リプレイを見れば明らか」「審判がミスを犯した」【パリ五輪】

 大舞台でまたしても“疑惑の判定”だ。

 現地時間7月31日、大会6日目を迎えたパリ五輪は、パリ南アリーナで男子バレーボールの予選リーグ第2戦を実施。1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの金メダル獲得を目指す日本代表(世界ランク5位)は、東京大会銅メダルのアルゼンチン代表(同8位)と対戦し、セットカウント3-1(25-16、25-22、18-25、25-23)で大会初勝利を収めた。

 この試合で物議を醸したのは、第2セット終盤のシーンだ。20-19とリードしていたアルゼンチンは、自チームのスパイクがアウト判定となると、日本にワンタッチがあったとしてチャレンジを要求。しかし判定は覆らず……。その後もしつこく抗議を続けるアルゼンチン側には、レッドカードが提示され、これで日本に1点が与えられた。

 試合後、アルゼンチン紙『Clarin』は、同シーンに関する記事を掲載。「第1セットを16-25で落とすも、第2セットは、審判が重大なミスを犯すまで優勢だった」と前置きすると、「ファクンド・コンテのスパイクが間違いなくブロックの手に当たっており、大事な場面でリードを広げられたはずだが、そうなることはなかった」と怒りをにじませている。

 さらに、「審判はそもそも手に当たったのを見ていないし、ビデオ判定においてもそれが変わることはなかった」と続ければ、「リプレイを見てもアルゼンチンにポイントが入るべきなのは明らかだが、審判は判定を覆さなかった」と強調。その後も、「21-19でリードしているはずだった」と綴っており、判定に納得のいかない様子だ。

 なおこの試合に勝利した日本は、決勝トーナメント進出圏内のC組2位に浮上。現地時間2日の第3戦では、米国代表(世界ランク6位)と対戦する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]