【函館スプリントS】カルネアサーダ成長!鮫島駿と息ぴったりでラスト1F12秒1

AI要約

函館開幕を飾る「函館スプリントS」の木曜追いでカルネアサーダが良好な動きを見せ、福永厩舎初タイトルを狙う様子。

カルネアサーダは鮫島駿を背に函館芝コースで好調な走りを披露。調教に対する鮫島駿の感想も好意的。

福永厩舎の新規開業や馬の適性、担当者の経歴などから函館スプリントSへの期待が高まる。

【函館スプリントS】カルネアサーダ成長!鮫島駿と息ぴったりでラスト1F12秒1

 函館開幕を飾る「函館スプリントS」の木曜追いも行われ、敏腕スタッフが手がけるカルネアサーダが芝コースで軽快な動きを披露。3月開業の福永厩舎が初タイトルを狙う。

 人馬の息がぴったり合った。カルネアサーダは鮫島駿を背に函館芝コース単走。しまいをサッと伸ばして4F56秒9~1F12秒1でゴールへ。鮫島駿は「角馬場で乗った時に仕上がっているな、と感じました。やれば動くので気持ちが高ぶり過ぎないように調整。以前の気難しい面が解消し、ハミ受けも良くなっていますね」と好感触だ。

 加用師の定年引退に伴い、3月に新規開業の福永厩舎に転厩。初戦の春雷S4着後、中7週で函館へ。担当はベテラン吉田政弘厩務員だ。かつてバンブーアトラスを担当し、82年日本ダービー制覇。スプリント女王ビリーヴ(02年スプリンターズS、03年高松宮記念V)も元担当馬で03年函館スプリントSをものにしている。吉田厩務員は「函館に来てから雰囲気が良く、気性的に滞在は合う。スピードがあって立ち回りが上手だし、開幕週の馬場はプラス」と期待を寄せた。