【ルヴァン杯】C大阪カピシャーバ「2点差をひっくり返したい」9日町田との第2戦で逆転8強へ

AI要約

セレッソ大阪はルヴァン杯プレーオフでFC町田ゼルビアに2点差をひっくり返す必要がある。

カピシャーバは全力を尽くし、先発で復帰する意気込みを見せている。

第2戦はブラジル人トリオを含む最強メンバーで戦い、攻撃力を高める方針。

【ルヴァン杯】C大阪カピシャーバ「2点差をひっくり返したい」9日町田との第2戦で逆転8強へ

 セレッソ大阪は9日、ルヴァン杯プレーオフ(PO)ステージでFC町田ゼルビアとの第2戦に臨む。第1戦はホームで1-3と逆転負けし、ベスト8進出へは今回のアウェーで2点差をひっくり返す必要がある。

 8日、オンライン取材に応じたMFカピシャーバ(27)は「アウェーで難しい状況だが、次のステージにいきたい」と、9月の準々決勝進出へ全力を尽くす姿勢を強調した。

 右太ももの負傷から戦列復帰して、公式戦2試合に出場。5日の町田との第1戦は、1点を追う後半途中から出場し、今回は先発に復帰する。

 快足のブラジル人選手は「100%の状態。2点差があるので、先制しないといけない。相手がどういうスタイルかは(5月のリーグ戦を含めて)2回やっている中で、頭を使いながら前に行かないといけない」と、カウンターを浴びる危機意識を持ちながら冷静に戦う。

 第1戦は先発9人を入れ替えての控え選手中心のメンバー構成だったが、第2戦はカピシャーバを含め、FWレオ・セアラ、MFルーカス・フェルナンデスと、最強ブラジル人トリオで3トップを形成することが確実。MF奥埜、田中も先発復帰し、第1戦で空回りした前線との潤滑油になる。

 小菊昭雄監督(48)も「ボールを奪いにいく、ゴールを取りに行く目的を、全員で共有しながら素晴らしい準備をした。誰1人あきらめずに、敵地で強い気持ちを持って臨みたい」と意気込んだ。

 C大阪は17年にルヴァン杯で初優勝し、21、22年は連続準優勝、23年は1次リーグで敗退している。

 ◆ルヴァン杯POラウンドの試合方式 2試合の勝利数が多いチームが勝ち上がる。第2戦終了時点で勝利数が同じ場合、2試合の得失点差、それも同じだと30分間の延長戦に突入し、決着がつかなければPK戦を行う。アウェーゴールのルールは採用されていない。