【FC東京】1点差負けの第1戦終え、緊急の選手ミーティング 仲川「次はアウェーなので。僕たちは勝ちに行くしかない」中3日の次戦へ鼓舞

AI要約

FC東京はルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦で広島に1−2で敗北。第2戦は8日に行われ、逆転を目指す。

立ち上がりで2失点を喫し、一時は苦しい展開となるも、ディエゴオリベイラのPKで1点を返す。しかし、その後の反撃は成就せず。

試合後に選手ミーティングを行い、立ち上がりの共通意識の修正を図った。次戦への意気込みを語る仲川は、アウェーで勝利を目指すとコメント。

◇5日 Jリーグ ルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦 FC東京1―2広島(味の素スタジアム)

 FC東京は第1戦を落とした。8強入りを懸けたプレーオフはホームアンドアウェー方式で、第2戦は9日に敵地で行われる。

 開始10分に先制を許し、その1分後に追加点を奪われる苦しい展開となった。立ち上がりの2失点がFC東京に重くのしかかった。

 前半23分に、仲川のスルーパスに抜け出したディエゴオリベイラがエリア内で倒されPKを獲得。自ら決めて1点差に詰め寄ったが、反撃はこの1点に終わった。

 仲川は唇をかみ、ため息と一緒に「キックオフ直後のやり方のところで、つなぐならつなぐでポジションを取り直さなければいけなかった。だが、前線の選手は蹴るという判断をしていたので、あそこで奪われて2点目を食らった」と、吐き出した。

 試合直後に即席の選手ミーティングを開いたことを明かし、立ち上がりの共通意識の修正を図ったという。

 「そこは試合後に話し合ったので、明確にはなった。ああやって失点して負けているので、そこは反省というかもっとチーム内で話せば良かったポイントかなと思う」

 逆転での8強進出を懸けて中3日で、敵地・広島に乗り込む。先勝は許したが、まだ2試合合計の前半が終わっただけだ。「1点返したことは大きかったし、次はアウェーなので。僕たちは勝ちに行くしかない。点を取りに行く姿勢をアウェーでどれだけ見せられるかだと思う。そこだけだと思います」。4季ぶりのタイトル奪還へ望みをつなぐため、スピードスターが青赤をけん引する。