【東京】松木、荒木、長友ら代表6人欠き広島に敗戦 監督「前半が終わっただけ」

AI要約

FC東京は、代表6人を欠いた状態でサンフレッチェ広島に1-2で敗れた。

守備の脆さが露呈し、攻撃でもチャンスを生かせず1点にとどまった。

クラモフスキー監督は選手の全力を評価し、若手選手の成長に期待を示した。次戦に向けて強い意志を示した。

<YBCルヴァン杯:東京1-2広島>◇プレーオフラウンド◇第1戦◇5日◇味スタ

 代表6人を欠くFC東京がサンフレッチェ広島に1-2で敗れた。

 前節鳥栖戦で先発したGK野沢大志ブランドン、DFバングーナガンデ佳史扶、MF松木玖生、FW荒木遼太郎の4選手がU-23日本代表に選出されたため欠場。A代表のDF長友佑都、U-19代表のFW佐藤龍之介を含め、6人を欠いて臨んだ。

 守備では前半10分、普段はバングーナガンデが守る左サイドからのクロスで先制され、1分後にも追加点を許した。攻撃でもチャンスは作りながら、FWディエゴ・オリヴェイラのPKでの1点にとどまった。

 ピーター・クラモフスキー監督は主力の欠場を言い訳にせず、代わりに出場した選手を「自分たちが臨む結果に向けてすべてを出し切ってくれた」と評価した。

 出番はなかったが、17歳のMF中野裕唯、FW尾谷ディヴァインチネドゥがメンバー入り。「シーズン中にいつも、選手みんなが必要だと話している。(代表)選手が抜けた中で、多くの選手にいい機会になっている」。若い選手へチャンスを与えられる時間を歓迎した。

 4日後に第2戦を控えるが「前半が終わっただけ。まだハーフタイム。次のタフなアウェイをものにしたい」と“後半戦”へ仕切り直した。