【特集】陸上・走り幅跳び 日本記録保持者 秦澄美鈴が挑む次のステージとはー(読売テレビ「あすリート」)

AI要約

秦澄美鈴選手が日本記録を更新し、オリンピックへの自信をつける。

苦しい時期も乗り越え、新たな記録を打ち立てる。

パリオリンピックに向け、更なる成長を目指す姿勢。

【特集】陸上・走り幅跳び 日本記録保持者 秦澄美鈴が挑む次のステージとはー(読売テレビ「あすリート」)

日本陸上界を牽引する28歳、秦澄美鈴(はたすみれ)選手。去年7月に行われたアジア選手権で、6m97の大ジャンプを見せ、17年ぶりに日本新記録を樹立しました。2021年の東京オリンピックの金メダルの記録は7m00。秦選手は、世界で戦う自信をつけました。

(秦)「記録が出た時はすごく嬉しくて、人生で1番達成感があったなと感じます」

去年8月には2度目の世界選手権に出場。しかし、実力を発揮できず6m41と自己ベストより50cm以上短い記録で予選敗退となってしまいました。初出場だった2022年の世界選手権よりも悔しかったと言います。

オリンピックイヤーを迎えた今年も、納得のいかない日々が続きます。

(秦)「踏み切りが武器だったのに、今はどうもかみ合わない。スピードが楽に出るようになったというすごくいいところもあるんですけど、そこに踏み切りが対応していない。そこを繋げる作業をずっとしています」

努力を重ねて迎えた5月12日。秦選手は地元・大阪で行われた木南記念に出場しました。そこでは、6m72と、今シーズンのベストを記録。自信の持つ大会記録を更新する新記録で優勝しました。

(秦)「世界の大会を何度か経験して、なかなか上に進めなくてもどかしさを感じていたので、それを払拭できるような流れを作りたいと思って今年のプランをいろいろ考えたので、これからもしっかり形にできるように進んでいきたいです。」

パリオリンピックまで2か月を切りました。秦選手は記憶に残る選手でありたいと語ります。

(秦)「オリンピックはすごくたくさんの人が注目していると思うので、“あの選手頑張ってたね”と言ってもらえるような、そんな成績を残せたらいいなと思っています」

(読売テレビ「あすリート」5月18日放送)