「これはスゴい…」藤井聡太&羽生善治コンビの将棋談義に名人戦“ナゾの昼食+おやつ”、伊藤匠21歳との同学年バトル…観る将マンガ家が興奮

AI要約

将棋界の話題を振り返る。第82期名人戦では藤井名人が初防衛に成功し、豊島九段との激戦が繰り広げられた。

第5局では藤井名人が勝利し、ユニークな食事やおやつも注目を集めた。

将棋界の今後に期待が高まる中、各対局者の動向が注目されている。

「これはスゴい…」藤井聡太&羽生善治コンビの将棋談義に名人戦“ナゾの昼食+おやつ”、伊藤匠21歳との同学年バトル…観る将マンガ家が興奮

 藤井聡太八冠(21)を筆頭に話題満載な将棋界。観る将のマンガ家・千田純生先生に今月も「イラストで将棋ハイライト」を描いてもらいました。

 将棋界では春に実施される2つのタイトル戦が、大きな話題となっています。5月も印象的な出来事が続いたので、振り返っていきましょう! 

 第82期名人戦と第9期叡王戦が、それぞれ熱戦の数々でした。

<第82期名人戦>

 第1局(4月10、11日/ホテル椿山荘東京)藤井名人1勝

 第2局(4月23、24日/成田山新勝寺)藤井名人2勝

 第3局(5月8、9日/羽田空港第1ターミナル)藤井名人3勝

 第4局(5月18、19日/割烹旅館もみや)豊島九段1勝

 第5局(5月26、27日/ホテルオホーツクパレス)藤井名人4勝

 まずは名人戦、前回は第3局の羽田空港対局のレポートをイラストにてお送りしましたが、第4局では大分・別府の地で豊島将之九段が意地を見せる1勝を返しました。豊島九段の強さを感じさせる盤面での駒の躍動、そして手でハートマークを作る「キュンポーズ」に、自分の妻氏がニッコニコ。それを見てファンの皆様も同じ気持ちだろうなと思っていました。

 1週間空かずに迎えた第5局は北海道の東部、紋別市!  オホーツク海を望む中での対局を翌日に控えて……両対局者は大きなカニの爪のオブジェ前で記念撮影、さらにはカワイイにもほどがある藤井聡太名人と豊島九段とアザラシとの戯れ、となんともホッコリする時間が。

 迎えた対局では、ここ最近の豊島九段が時に繰り出す「四間飛車」の振り飛車で勝負を仕掛ける中、藤井名人は“最強のディフェンス型”というイメージの穴熊で挑む展開に。「おふたりの対局であまり見たことがない展開、どうなるか!」という対局は藤井名人が勝利し、名人初防衛に成功しました。

 ちなみにビックリしたのは第5局で藤井名人が頼んだ食事とおやつ。2日目のお昼は「勝負師のホタテカレー麻婆豆腐丼」、2日目午前のおやつは「アザラシのお昼寝シフォン」……名前だけでは想像できない、ナゾのメニューでした。写真を見ると美味しそうでしたが(笑)。