人類は火星に住めるのか? NASAの“隔離生活実験”が終了

AI要約

将来、人類が火星で暮らすことを想定し、NASAが実施した1年間の隔離生活実験が終了。

実験施設内で生活を続けた生物学者らが拍手で迎えられる。

実験のデータを元に、火星滞在時の健康状態や食料調達システムなどについて調査を行う予定。

人類は火星に住めるのか? NASAの“隔離生活実験”が終了

 将来、人類が火星で暮らすことを想定し、火星の環境に似せた施設で1年間の隔離生活をするNASAの実験が7月6日に終了した。

 2023年6月から実験施設の中で生活を続けた生物学者ら4人が姿を現すと、拍手で迎えられた。

 実験を終えた生物学者のケリー・ハストン氏は「このプロジェクトの一員であることを誇りに思っている。いつか人類が火星に住むことを実現するために、この地球での仕事の一部に携われたことも光栄だ」とコメントした。

 3Dプリンターで作られたこの施設には火星での食料の自給を想定してキッチンや菜園などが備えられ、野菜の栽培など様々な実験が行われた。

 NASAは実験で得られたデータを元に、宇宙飛行士が火星に滞在した際の健康状態への影響や食料調達のシステムなどについて調査するという。

※これはテレビ朝日「グッド!モーニング」で放送した内容をABEMA TIMES編集部で記事化したものです。