福井梅が初出荷 生産量3割減も大粒で品質は良好 福井・若狭町で700トンの収穫見込む

AI要約

若狭町では特産の福井梅の出荷が、31日から始まりました。今年は暖冬や春先の寒波の影響で梅の生産が不作だとされています。

出荷は主に梅酒などに使われる「剣先」という品種で行われ、若狭町のJA関係者や生産者が出荷式に参加しました。

梅の生産量は例年比で3割減少していますが、粒は大きく品質は良好で、今年全体で700トンの収穫が見込まれています。

福井梅が初出荷 生産量3割減も大粒で品質は良好 福井・若狭町で700トンの収穫見込む

若狭町では特産の福井梅の出荷が、31日から始まりました。今年は暖冬や春先の寒波の影響で不作だということです。

          

若狭町で出荷が始まったのは、主に梅酒などに使われる「剣先」という品種です。初出荷式には、JAの関係者や生産者らが集まり「剣先」4トンが県内と新潟方面に向け出荷されました。

   

JA福井県によりますと、今年の梅の生産は全国的に不作だということです。若狭町でも、1月から2月の気温が高く開花がかなり早まったうえ、3月の寒波の影響で実の付きが悪くなり、生産量は例年に比べ3割減ということです。

  

ただ、実の数が少ない分、粒は大きいものが多く品質は良好ということです。JAでは、今年、全体で700トンの福井梅の収穫を見込んでいます。