アルギットにら初出荷 JAとなみ野、80トン目指す

AI要約

JAとなみ野のアルギットにら生産組合による初出荷作業が行われ、ニラ約1トンの出荷が始まった。

出荷目標は約80トンで、肉厚でうまみと甘みが豊富なニラを提供することを目指している。

寺西組合長や土田JA組合長が、生産者の若返りや知名度向上のための取り組みを呼びかけている。

アルギットにら初出荷 JAとなみ野、80トン目指す

 JAとなみ野のアルギットにら生産組合による初出荷作業は30日、南砺市苗島の同JA苗島農産物出荷施設で行われ、組合員らがニラ約1トンを運び込んだ。順調な生育で肉厚でうまみ、甘みは十分。約80トンの出荷と販売額6千万円を目指す。

 出荷式では寺西雅典組合長(42)が「若い生産者を増やして再び販売額1億円を目指したい」とあいさつ。土田英雄JAとなみ野組合長が「もっと知名度を上げ、生産を伸ばしてほしい」と呼び掛けた。

 初出荷のニラは冷蔵庫に保管され、31日に富山、高岡、金沢や中京圏など市場へ出荷される。県内スーパーは6月2日から店頭に並ぶ。出荷は10月末まで続く。