島根原発2号機「保安規定」認可、新規制基準への適合性に係る審査終了

AI要約

中国電力は島根原発2号機における原子力規制委員会からの認可を受けたことを発表しました。

過去の申請や認可の経緯、それに伴う再稼働の可能性について述べられています。

今後の使用前確認に合格すれば再稼働が見込まれ、中国電力は準備を継続して進めていくとコメントしています。

島根原発2号機「保安規定」認可、新規制基準への適合性に係る審査終了

中国電力は31日、島根県松江市にある島根原発2号機について、原子力規制委員会から原子炉施設保安規定変更認可を受けたことを明らかにしました。

島根原発2号機をめぐっては、中国電力が2013年に「原子炉設置変更許可」「工事計画認可」「原子炉施設保安規定変更認可」に係る申請を原子力規制委員会に提出していました。

「原子炉設置変更許可」については2021年9月に、「工事計画認可」については2023年8月に認可されていて、「原子炉施設保安規定変更認可」で新規制基準への適合性に係る審査は終了しました。

今後、規制委の使用前確認などに合格すれば再稼働できることになります。

これを受け中国電力は「島根2号機の再稼働に向けて一つひとつの準備を着実に進めてまいります。」とコメントを発表しています。