関脇・大の里が2度目の優勝決める 大関昇進への目安『直近3場所合計33勝以上』もクリア

AI要約

大相撲秋場所14日目、関脇・大の里が13勝目を挙げて2度目の幕内優勝を果たした。

大の里は34勝で大関昇進の目安をクリアし、前進した。

経歴を振り返ると、新潟県出身の大の里は留学を経て、幕下10枚目格付出からわずか9場所で大関昇進を果たした。

関脇・大の里が2度目の優勝決める 大関昇進への目安『直近3場所合計33勝以上』もクリア

大相撲秋場所は14日目の21日、新潟県立海洋高校出身の関脇・大の里が大関・豊昇龍を押し出しで破って13勝目を挙げ、千秋楽を待たずに2度目の幕内優勝を決めました。

大関昇進の目安とされる「三役(関脇、小結)で直近3場所の合計で33勝以上」という条件も34勝でクリアし、大関昇進へ前進したことになります。

大の里は石川県津幡町出身。小学校卒業後に新潟県糸魚川市に“相撲留学”し、能生中学校から海洋高校に進んで、けいこに打ち込んできました。

高校卒業後は日本体育大学に進学したのち、角界入りし二所ノ関部屋に入門。2023年5月場所で、“幕下10枚目格付出”で初土俵を踏むと、今年5月の夏場所で“史上最速”の初優勝を果たしました。初土俵から所要9場所での大関昇進となれば、昭和以降で最速となります。