大の里、大関見えた 12勝目、3場所33勝到達 大相撲秋場所

AI要約

21日に勝てば2度目V。関脇大の里が大関昇進の目安である「三役で直近3場所合計33勝」に到達し、12勝目を挙げる。

大の里は琴桜を破り、後続との星の差を2に広げ、21日の大関豊昇龍戦で2度目の優勝が決まる可能性がある。

大関昇進が決まれば、所要9場所での昭和以降で最速の記録となる。

  ●21日に勝てば2度目V

 大相撲秋場所(両国国技館)13日目の20日、関脇大の里(津幡町出身、二所ノ関部屋)は大関琴桜を破って12勝目を挙げ、大関昇進の目安とされる「三役で直近3場所合計33勝」に到達した。後続との星の差は2に広がり、21日の大関豊昇龍戦に勝てば千秋楽を待たずに2度目の優勝が決まる。

 大の里は結びの取組に登場した。最初の一番は相手に軍配が上がったものの物言いがつき、取り直しで琴桜を寄り切った。

 大関昇進が決まれば、昨年夏場所の幕下10枚目格付け出しでの初土俵から所要9場所となり、昭和以降で最速となる。