【速報】近畿地方の府県庁所在地6市すべて、猛暑日と熱帯夜数の史上1位を更新 

AI要約

近畿地方2府4県の6市で記録的な猛暑となり、全6市が観測史上最多の猛暑日数と熱帯夜数を更新。

今年の夏は、京都市が初めて猛暑日と熱帯夜が50日を超え、大阪市と神戸市も記録的な猛暑を記録。

気象庁は太平洋高気圧の影響やジェット気流の変動、地球温暖化などが高温の原因だと指摘。

【速報】近畿地方の府県庁所在地6市すべて、猛暑日と熱帯夜数の史上1位を更新 

 気象庁によると、近畿地方2府4県の府県庁所在地6市で20日、年間の猛暑日数と熱帯夜数が、観測史上1位の記録を更新したことが分かった。20日に和歌山市で35・6度を観測し、今年23日目の猛暑日となったことで、全6市が「記録にない暑さ」となった。

 今夏は、全国の観測点で史上初めて、京都市で猛暑日と熱帯夜がともに50日を超えた。大阪市と神戸市は、観測史上初めて熱帯夜数が70日を超えるなど、記録的な猛暑となった。

 20日午後9時時点で、猛暑日は京都市が54日と最も多く、奈良市47日が続き、内陸の盆地で高温になった。熱帯夜は神戸市が73日と最多で、大阪市70日、和歌山市65日と沿岸の都市が続いた。

 気象庁によると、今夏は太平洋高気圧の勢力が強かったことや、ジェット気流が蛇行して上空高くまで高気圧に覆われたことで、高温となった。日本近海の海水温が高かったことや、長期的な地球温暖化も影響したという。