輪島朝市には“永井豪記念館”や“震災資料館”のプラン 「輪島を今まで以上に良い形で復興させたい」復興まちづくり計画検討委員会で提案書提出

AI要約

石川県輪島市の復興にむけたまちづくりの方向性を検討する委員会が開催された。輪島市浦上地区での集団移転や輪島朝市周辺の施設整備に関する提案などが議論された。

輪島朝市組合と本町商店街振興組合からの提案書では、多目的広場や永井豪記念館、加工場整備などが盛り込まれている。

2024年度中に「能登半島地震復興まちづくり計画」が策定される予定。

輪島朝市には“永井豪記念館”や“震災資料館”のプラン 「輪島を今まで以上に良い形で復興させたい」復興まちづくり計画検討委員会で提案書提出

石川県輪島市の復興にむけ、まちづくりの方向性を検討する委員会が20日開かれました。大規模火災で焼失した輪島朝市周辺の復活に向け、関係者が施設の整備を求める提案書を手渡しました。

輪島市復興まちづくり計画検討委員会の4回目の会合では、輪島市浦上地区で検討されている集団移転について、希望する中屋集落の現状や課題が紹介されたほか、地区の住民からは公営住宅の建設を求める声が多いというアンケート結果が報告されました。

また、輪島朝市の本町通りでの早期営業再開に向けて輪島朝市組合と本町商店街振興組合が委員会に対し、施設の整備を求める提案書を手渡しました。提案書には多目的広場や永井豪記念館、震災資料館、さらには鮮魚などの加工場整備も盛り込まれています。

■より良い形で近いうちに復興させたい

本町商店街振興組合・高森健一理事長「輪島朝市を今やってた場所・本町商店街、あの場所で従来の形でなく、より良い形でぜひ近いうちに復興させたい」

検討委員会は2024年度中に「能登半島地震復興まちづくり計画」を策定する予定です。