45年前7人が死亡し173台の車両が焼けた事故を教訓にしたトンネル内での火災訓練 東名高速日本坂トンネル 静岡市

AI要約

静岡市の東名高速道路日本坂トンネルで行われた消防訓練の様子。訓練は、過去の事故を教訓に行われており、今年は車両3台が絡む事故が想定された。

訓練では、ケガをした運転手が閉じ込められ、消防隊員によって救助されるというシナリオが展開。その後、トンネル内で車から煙が上がり、火災が発生するが、消防車が到着し火災を消し止めた。

訓練を終えた焼津齋藤克己消防署長は、安全運転を呼びかけている。

45年前7人が死亡し173台の車両が焼けた事故を教訓にしたトンネル内での火災訓練 東名高速日本坂トンネル 静岡市

45年前大きな事故があった静岡市の東名高速道路日本坂トンネルで、事故を想定した訓練が行われました。

 鳴り響くサイレン。

 東名高速日本坂トンネルで行われた消防訓練の様子です。

 

 今から45年前の1979年、日本坂トンネルで7人が死亡、車両173台が焼ける国内最大規模の事故がありました。

 この事故を教訓に日本坂トンネルでは毎年訓練が行われていて、12日はネクスコ中日本職員のほか、警察や消防などおよそ150人が参加しました。

 今回想定されたのは、車両3台が絡む事故。

 車内にはケガをした運転手が閉じ込められています。

 消防隊員によって運転手は救助されましたが、今度は車から煙が上がります。

 トンネル内の水噴霧装置の水では、火の勢いは収まりません。

 ここで消防車が到着。 

 火は消し止められ、訓練は終了しました。

志太消防本部 焼津齋藤克己消防署長:

「急ぎたい気持ちは抑えていただいて、安全に目的地に着くように注意していただければ。ドライバーの皆さんよろしくお願いいたします」