高速道路で逆走、県内でも今年すでに10件…遭遇した時、逆走してしまった時は 福島

AI要約

福島県郡山市のジャンクションでの高速道路での危険な逆走を防ぐため、警察などが点検を行った。

8月に栃木県で起きた軽乗用車と乗用車の正面衝突事故のような重大な事故を防ぐため、逆走に遭遇した場合の対処方法について警察やJAFがアドバイスを行っている。

JAFは、逆走車に近づきすぎないよう注意し、スピードの出ている場所では慌てずに適切な対処をするよう呼びかけている。

高速道路で逆走、県内でも今年すでに10件…遭遇した時、逆走してしまった時は 福島

高速道路での危険な逆走を防ごうと、福島県郡山市のジャンクションで、警察などが点検を行いました。悲惨な事故に直結する逆走に遭遇した場合、どう対処すればいいのでしょうか。

重大な事故に直結する、高速道路での逆走。8月、栃木県の東北道では逆走した軽乗用車が乗用車と正面衝突し、子どもを含む4人が死傷しました。こうした中、警察やネクスコ東日本は10日、郡山市で現場点検を行いました。

阿部正輝記者「東北道と磐越道が交わる郡山ジャンクションは、乗り換えの際、料金所がないので逆走が起きても気付かれにくい危険な場所です」

福島県内の高速道路では今年、すでに10件の逆走が確認されています。ジャンクションなどの合流地点は、逆走が起きやすいとされ、この場所でも、今年4月に逆走が確認されています。

県警高速隊・小松聖英隊長「逆走が起こりやすい場所をもう1度点検して、ネクスコと情報共有して(逆走が)起こりえないような施策を考える」

■逆走に遭遇した時は

では、逆走に遭遇した場合、どう対処すればいいのでしょうか。

JAFによる実験動画を見ると、逆走車は近づかないと認識するのが難しく、特にスピードが出ている高速道路では、事故のリスクが極めて高くなります。JAFでは普段から車間距離をとるように心がけ、遭遇した場合は、慌てずに自分の逃げるスペースを確認することなどを呼びかけています。

また、警察は、万が一逆走をしてしまった際には安全な場所に停車して警察や道路の管理者に連絡するよう呼びかけています。