身が厚く香りも良い閖上のアカガイ 今シーズンの水揚げも順調「心配なく供給できている」宮城・名取市
宮城県名取市の閖上漁港では、アカガイの今シーズンの水揚げが始まっており、豊洲市場などへ出荷されている。
今年のアカガイ漁は台風の影響で3日遅れて解禁されたが、水揚げ量は良好で、価格も高水準である。
閖上のアカガイは身が厚く、香りも良い高級食材として評価されており、東京の市場への供給が約8割を占める。
宮城県名取市の閖上漁港では、アカガイの今シーズンの水揚げが始まっています。閖上のアカガイは高級食材として知られ、主に首都圏に出荷されます。
今シーズンの水揚げは9月4日から始まっています。
12日も、閖上沖での操業を終えた漁船10隻が港に入り、10センチから20センチ程のアカガイを次々と水揚げしていました。
台風の影響で貝毒検査が延期になったことで、今シーズンのアカガイ漁は3日遅れての解禁となりました。
水揚げ量は去年と同じ程度で実入りも良いということです。
県漁協仙南支所閖上・出雲浩行運営委員長:
「今年は大中小とまんべんなくあるので、お店でニーズに合った大きさがいくと思う。心配なく供給はできてるかなと思います」
身が厚く、香りも良い名取市閖上のアカガイは、高級食材として全国的に高い評価を得ています。
12日は340キロが水揚げされ、最も高いものが1キロあたり4410円で取り引きされました。
水揚げされたアカガイのおよそ8割が、東京の豊洲市場に出荷されるということです。