輸入小麦、1.8%下げ 国際相場下落で3期連続 農水省

AI要約

農林水産省は、政府が買い付けた輸入小麦の売り渡し価格を1.8%引き下げ、1トン当たり6万6610円とする。価格は北米産小麦の相場下落による影響で下げられたもので、外国為替相場は円安だったが北米産の作柄が良好だったことが要因。

売り渡し価格は4月と10月に改定されており、今回の引き下げは3半期連続。国際相場の変動に合わせて価格を調整している。

この価格引き下げは、製粉会社にとっては朗報であり、消費者に安定した製品価格が提供されることが期待される。

 農林水産省は11日、政府が買い付けた輸入小麦を製粉会社に売り渡す価格(5銘柄加重平均、税込み)について、10月以降は1トン当たり6万6610円にすると発表した。

 国際相場の下落を受け、1.8%引き下げる。

 売り渡し価格は4月と10月に改定しており、引き下げは3半期連続。外国為替相場は円安傾向だったが、北米産小麦の作柄が良好で、相場が下落した影響が大きかったという。