一足早く秋の訪れ

AI要約

浜名湖ガーデンパークでのリコリスの見頃とパンパスグラスの美しさ、万葉の森公園でのオミナエシの咲き始めについて紹介

リコリスやオミナエシは秋の訪れを感じさせる花であり、それぞれの美しさが園内を彩っている

暑さの影響で開花時期が遅れているが、10月ごろまでに他のヒガンバナ科の花が順次開花する見込み

一足早く秋の訪れ

 浜松市中央区の浜名湖ガーデンパークで、ヒガンバナ科の「リコリス」が見頃を迎えている。白やピンク色の花が園内を彩り、一足早い秋の雰囲気を演出している。

 リコリスは「花の美術館」や園路沿いに植栽されている。同園によると、今年は暑さなどの影響で、開花時期が例年よりも1週間ほど遅い。10月ごろまでにほかにもヒガンバナ科の花が順次開花していく見込みという。

 園内では「西洋ススキ」と呼ばれるパンパスグラスも見頃を迎えていて、季節の移ろいを告げている。

 秋の七草の一つである「オミナエシ」が浜松市浜名区の万葉の森公園で見頃を迎えている。黄色の花が咲き、秋の訪れを感じさせる。

 オミナエシは多年草植物で、万葉集の歌に「女郎花(おみなえし)」として登場する。同園専門員によると、色鮮やかな花びらと細くしなやかな見た目から美しい女性を連想させる花として歌に使われたという。オミナエシの花は約1カ月観賞できる。