「秋の花粉症」この時期は夏・秋のダブル花粉で要注意!
秋の花粉症は夏の終わりから10月にかけて発症しやすい症状で、春と同様に花粉による鼻水やくしゃみなどが現れます。
この時期はヨモギやブタクサなどキク科の植物が主な原因となっており、夏の花粉症とのダブルで症状を引き起こすこともある。
対策としては、基本的な花粉症対策を行う他に、秋の花粉の飛散範囲が限定的であるため、近づかないよう注意することが重要とされている。
最近、春先でもないのに、「くしゃみが止まらない」「目がかゆい」という方、その症状、もしかしたら「秋の花粉症」かもしれません。
11日、「鼻水とかせきとか、くしゃみもひどかったので来ました」と、福岡市南区のしらつち耳鼻咽喉科を訪れた女性。
夜、眠れないほどせきが続くこともあると話していましたが、やはり秋の花粉症の疑いがあると診断されました。
白土秀樹院長は、「例年より遅いものの今週あたりから、秋の花粉症の疑いの患者が少しずつ増えてきている」と話します。
夏の終わり頃から10月にかけて悩まされる、秋の花粉症。
症状は春と同様ですが、主な原因はヨモギやブタクサといったキク科の植物です。
また、白土院長はこの時期、「夏プラス秋の花粉というダブルで来ている方もいる」「辛い症状が出ることもあります」とも話します。
夏の花粉症の原因となるイネ科植物の花粉も、飛散が続いているということです。
これから10月にかけて本格化する秋の花粉症。
対策は、「基本的には春の花粉と同じで、外から帰ったら花粉を払って入る、空気清浄機を利用する、という基本的なこと」だそうです。
一方で秋の花粉は、飛ぶ範囲が十数メートルほどと、春のスギ・ヒノキなどより限定的なため、見つけたら近寄らないことが大事だということです。