「知らないうちに離婚届を書かれ提出されていた」離婚届を偽造…無職の男(60)逮捕 妻が市役所窓口訪れ発覚

AI要約

無職の男が離婚届を偽造し、妻に無断で市役所に提出した事件で逮捕された。

男は妻の同意を得ずに離婚を成立させようとしていたが、妻により犯行が発覚した。

警察が男の犯行動機や証人欄の実在性などを調査している。

「知らないうちに離婚届を書かれ提出されていた」離婚届を偽造…無職の男(60)逮捕 妻が市役所窓口訪れ発覚

離婚届を偽造し、妻に無断で市役所に提出したとして、11日、無職の男(60)が安来警察署に逮捕されました。

有印私文書偽造・行使、電磁的公正証書原本不実記録未遂の容疑で逮捕されたのは、島根県安来市に住む無職の男(60)です。

男は、妻の同意を得ずに離婚を成立させようと企て、今年5月7日午前9時30分頃、市役所に偽造した離婚届を提出した疑いが持たれています。

離婚届はいったん受領されましたが、翌日、妻が別件で住民票を取りに市役所窓口を訪れ、離婚届が出ていると告げられたことで有効な書類でないことが発覚。戸籍システムに反映される前に変更が停止されました。

同日、妻は「知らないうちに離婚届を書かれて、市役所に提出されていた」と警察に相談。所要の捜査の結果、男の犯行が明らかとなり、11日午前9時19分に通常逮捕しました。

調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

離婚届の証人欄に書かれていた2人が実在しているのかなど、犯行の動機や経緯について警察が詳しい調べを進めています。