「今後の発展にも繋がる」地元の中学生と東京の大学生が一緒に考案した地元産食材を使ったメニューで調理実習 宮城・南三陸町
中学生と大学生が協力し、地元食材を使った料理を作る取り組みが宮城県南三陸町で行われた。
学生たちはタコやワカメを使用した焼きそばなどのメニューを調理し、地元の食材の魅力を生徒たちに伝えた。
この取り組みは地域の食文化や環境への理解を深める一環として重要視されている。
家庭科の授業の一環です。
宮城県南三陸町では、中学生と東京の大学生が一緒に考案した地元産食材を使ったメニューの調理実習が行われました。
11日、東京の共立女子大学の学生4人が志津川中学校を訪れ、1年生41人と一緒に調理を行いました。
メニューは、大学生と中学生が一緒になってレシピを考えたもので、南三陸特産のタコやワカメなどを使った焼きそばなどを作りました。
南三陸町では5年前から共立女子大学と連携して地元の水産物や農産物を活用しながら子どもたちに食文化や環境への理解を深めてもらう取り組みが行われています。
志津川中学校の生徒:
「地産地消で地域の食材を使えていいと思います」
「南三陸町にはおいしい海の幸とかいろいろな山の食品とかもあるので食べて使ってみて欲しい」
共立女子大学家政学部4年生松原里沙子さん:
「今ある南三陸の食材の魅力を食を通して伝えていくことで今後の南三陸の発展にも繋がるかと考えます」
出来上がった料理を教室に運んだ生徒たちは、あらためて地元食材の良さを感じながら味わっていました。