【ビルボード】“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”、約3か月ぶりに再開 再開後初の首位は吉田夜世「オーバーライド」が獲得

AI要約

2024年9月11日に公開されたBillboard JAPAN“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”で、吉田夜世「オーバーライド」が首位を獲得。

再開後のチャートでは、サツキ「メズマライザー」が2位にランクインし、高い順位をキープしている。

Adeliaeの「インプレゾンビ」が3位にチャートインし、SNSを増加させる迷惑投稿をテーマにした楽曲が話題となっている。

【ビルボード】“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”、約3か月ぶりに再開 再開後初の首位は吉田夜世「オーバーライド」が獲得

 2024年9月11日公開(集計期間:2024年9月2日~2024年9月8日)のBillboard JAPAN“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”で、吉田夜世「オーバーライド」が首位を獲得した。

 約3か月間に停止となっていた“ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20”だが、ニコニコ動画のサービス復旧に伴い、データ連携も整ったため、当週より再開となった。再開後初の首位となった「オーバーライド」は、上半期チャートを制した楽曲で、本チャートだけではなく、“Hot 100”、“Heatseekers Songs”、“Top User Generated Songs”を含む複数チャートにも登場したロングヒットとなっている。

 続く2位は、前回6月5日発表のチャートを独走していたサツキ「メズマライザー」。チャート停止前に5連覇を果たし、ヒットの兆しが見える同曲は、再開後も高い順位をキープした。ポイントを見ると「オーバーライド」と一騎打ちの状態になっており、次週以降チャートの動きに注目だ。

 そして、Adeliaeが9月4日に投稿した「インプレゾンビ」が3位にチャートイン。タイトル通りSNSを増加させるための迷惑投稿を行う“インプレゾンビ”をテーマにした楽曲だ。コメント欄に“インプレゾンビ”にうんざりだという共感の声が寄せられている一方で、“インプレゾンビ”のように無意味な返信も混在しており、楽曲自身と共に“インプレゾンビ”という現象への皮肉になっている。

 そのほか、原口沙輔「人マニア」、マサラダ「(ム)責任集合体」などお馴染みの楽曲は、再開後も勢いを維持しチャートイン。また、DECO*27「サッドガール・セックス」、黒うさぎ「全部夢だった!」をはじめとするサービス復旧後に投稿された新曲も軒並み登場している。今後どのような楽曲がヒットしていくのか、ぜひお楽しみに。

※(ム)の正式表記は◯にム、チャートページにおいても特殊記号のため(ム)と表示させていただいております

◎ニコニコ VOCALOID SONGS TOP10

1位「オーバーライド」吉田夜世

2位「メズマライザー」サツキ

3位「インプレゾンビ」Adeliae

4位「人マニア」原口沙輔

5位「(ム)責任集合体」マサラダ

6位「サッドガール・セックス」DECO*27

7位「全部夢だった!」黒うさぎ

8位「アンノウン・マザーグース」wowaka

9位「イガク」原口沙輔

10位「ラビットホール」DECO*27