知事選投票率 Z世代で低調 4人中3人が投票せず 鹿児島県
県知事選挙の投票率が若者層で低下しており、Z世代の投票率が20%台にとどまっていることが明らかになりました。
一方、50代から70代の過半数が投票しており、政治離れが若者層に顕著に現れていることが指摘されています。
県選挙管理委員会は若者への選挙啓蒙活動の強化を提案しており、学校での出前授業などを通じて選挙の大切さを伝える考えを示しています。
今年7月に投開票が行われた県知事選挙について、県選挙管理員会が年代別の投票率を発表しました。
県選挙管理委員会の調査によりますと、7月7日に行われた県知事選挙の投票率は18歳が31.33パーセント、19歳が21.88パーセントで、いずれも4年前の前回を下回りました。
年代別では50代から70代の過半数が投票した一方、18歳から19歳、20代前半のいわゆる「Z世代」は20%台にとどまり、4人中3人が投票に行かなかったことになります。
県選挙管理委員会は「若者の政治離れが傾向として現れたのではないか。学校での出前授業などを続けて選挙の大切さを伝えていきたい」としています。