新学期は不安になるよね。そんな時は試してみて! スクールカウンセラーが児童に気持ちが軽くなる簡単術を伝授 出水・下水流小

AI要約

鹿児島県出水市の下水流小学校でSOSの出し方講座が行われた。福山裕子さんが自分のSOSに気付くことを呼びかけ、児童たちも自らの悩みや発散方法を共有した。

福山さんは悩みがあるときは大人に相談することを勧め、リラックス方法や自己肯定の重要性を伝えた。児童たちは積極的な考え方を持ち、親や先生とのコミュニケーションを大切にしている。

SOSの出し方や心のケアについて学ぶことで、自己肯定感や心の健康を育むことが重要であると示された。

新学期は不安になるよね。そんな時は試してみて! スクールカウンセラーが児童に気持ちが軽くなる簡単術を伝授 出水・下水流小

 鹿児島県出水市の下水流小学校で4日、SOSの出し方講座があった。県スクールカウンセラーの福山裕子さん(53)=姶良市=は「自分のSOSに気付き、自分を大切に」と呼びかけた。

 2学期に入り自死やいじめを防ぐ目的で5、6年生75人が参加。児童は悪口を言われ、無視されると不安と打ち明けた。気持ちを軽くするために、友だちと遊ぶ、寝る、おいしいものを食べるなど、それぞれの発散方法を発表した。

 福山さんは、悩みがあるときは身近にいる大人への相談を助言。おでこに手を当て深呼吸して心体をリラックスさせ、自分に優しい声かけを勧めた。5年の須嵜結月さんは「プラス思考で考えたい。心配事があるときは親や先生に相談したい」と話した。