「デリケートゾーン」のブツブツの対処法を米医学博士が解説。剃毛やワックス脱毛をしている人は特に注意が必要だった!

AI要約

デリケートゾーンに問題が起きたときほど不愉快なことはない。謎のしこりやブツブツが現れたなら、原因が気になり、早めの治療を望む。

膣壁の表面は凸凹しており、正常な構造であることがある。ただし、無視してはいけない症状もあるため、注意が必要。

外陰部と膣の違いや、ブツブツのできる原因について産婦人科医の意見を紹介。適切なケアが重要である。

「デリケートゾーン」のブツブツの対処法を米医学博士が解説。剃毛やワックス脱毛をしている人は特に注意が必要だった!

デリケートゾーンに問題が起きたときほど不愉快なことはない。でも、もし突然謎のしこりやブツブツが現れたなら、原因が気になるし、できるだけ早く治したいと思うもの。

だけど安心して。膣壁の表面はもとから凸凹しているものなので、それは膣壁の正常な構造だとも言えるそう。ニューヨーク市を拠点とする産婦人科医のタラネ・シラジアン博士は、「それは正常な解剖学的構造の一部であり、単に今まで気付いていなかっただけかもしれません」と話し、膣の表面は滑らかではなく、特有の質感を持っていると付け加えた。

とはいえ、無視してはいけないしこりやできものもあるため、心配な症状があるときは必ず産婦人科を受診するように。肌の色が濃い人は特に注意が必要だとか。「肌の色が濃い女性は、特に陰毛でカバーされていると、外陰部の皮膚状態に気付きにくいことがあります」と話すのは、ワシントン州の産婦人科医で、ウェルネスブランド「Love Wellness」のチーフアドバイザーを務めるジョディ・ホートン医学博士。今回この内容はアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。

※本記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

「一般的に『膣』という言葉は、単に『膣』や『膣道』というよりも、女性の生殖系を指す際に使われています」と説明するのは、女性の生理の健康に特化したブランド「Daye」の医療委員会のメンバーであり産婦人科医のメラニー・ボーン医学博士。

ボーン医学博士いわく、外陰部とは大陰唇と小陰唇を含め外部に現れている部分を指し、陰核、陰核包皮、膣口、尿道口も含まれる。

外陰部にブツブツができるのはかなり一般的。ボーン博士によると、剃毛やワックス脱毛をしている人は特に、埋没毛ができてブツブツが発生することは多いが、それ以外にも考えられる理由は多く存在している(詳細は後ほど)。

一方で膣は、膣口と子宮をつなぐ筒状の器官のことで、生理のときに出る経血が体外に排出されたり、タンポンなどを挿入するところでもある。「膣内にできるブツブツは著しく稀で、多くの場合は出産による傷跡や膣の嚢胞に関係しています」とボーン博士。