# 心のケア

西日本豪雨6年 本格復興へ支援継続を にぎわい創出や教訓継承課題に
14時間前

西日本豪雨6年 本格復興へ支援継続を にぎわい創出や教訓継承課題に

 災害関連死を含め、岡山県内で95人が犠牲になった2018年7月の西日本豪雨は、6日で発生から6年を迎えた。治水対策など大規模ハード事業は今春に一段落し、被災地の安全性は飛躍的に高まった。ただ、住民の精神的ショックや暮らしへのダメージは大きく、心のケアと生活を立て直す支援の継続が求められている

【君島十和子さん流・心のケア】「必要なのは “根性” じゃなく、少し視点を変えること」~疲労や更年期による不安感と向き合う方法~
2024.07.02

【君島十和子さん流・心のケア】「必要なのは “根性” じゃなく、少し視点を変えること」~疲労や更年期による不安感と向き合う方法~

「私にとっての疲労ケアは明日元気に過ごすための準備なんです」「これ!」と決めたら粘り強くやり遂げるのが十和子さん。疲労に関しても、探究心旺盛に、実にさまざまな対処法に挑戦し続けている。その結果、たどり着いたのが 「睡眠」と「体を温める」 という2本柱なのだそう。「

能登半島地震から半年 「哀れやわぁ」震えた声の女性を見送ることしかできなかった後悔
2024.07.02

能登半島地震から半年 「哀れやわぁ」震えた声の女性を見送ることしかできなかった後悔

 能登半島地震は1日で発生から半年となった。 地震による死者は災害関連死を含め、計299人となる見通し。石川県の被災地では全半壊となった住宅などを自治体が解体する「公費解体」の完了数が4%にとどまることが県のまとめで判明。被災地ではインフラ復旧の遅れが深刻で、能登半島からの人口流

大学中退して先が見えなかった20代「元ヤングケアラー」、意外な「母の形見」によって前を向けたワケ
2024.06.30

大学中退して先が見えなかった20代「元ヤングケアラー」、意外な「母の形見」によって前を向けたワケ

 「ヤングケアラー」という単語やその存在が国やメディアなどに取り上げられ数年が経過。筆者は、数々の取材や支援や講演活動の経験、そして元ヤングケアラー当事者として、「かわいそう」、「支援が絶対必要」、「ヤングケアラーの存在自体が社会問題」というネガティブや誤解したイメージが先行しているように感じ

コロナ後に増えている「6月病」…孤立した心を支える「訪問看護ステーション」の取り組みと、ケアの意義とは
2024.06.28

コロナ後に増えている「6月病」…孤立した心を支える「訪問看護ステーション」の取り組みと、ケアの意義とは

4月に新しい生活が始まって何かと気苦労の多い時期を耐え、5月もなんとか踏ん張ったけど、もうムリ…。コロナ禍をきっかけに認識され始めた「6月病」。訪問看護ステーションへの相談件数は増える一方だという。大阪市東住吉区で精神科に特化した「訪問看護ステーションくるみ」を営む、中野誠子さんに聞く。

”がんリテラシー”高めて ドキュメンタリー映画「がんになる前に知っておくこと」 上映会/岡山・津山市
2024.06.25

”がんリテラシー”高めて ドキュメンタリー映画「がんになる前に知っておくこと」 上映会/岡山・津山市

 ドキュメンタリー映画「がんになる前に知っておくこと」(2018年制作)の上映会が23日、岡山県津山市のアルネ津山4階市立図書館で開かれた。 がん心のケアe-economy共催、津山中央病院がん診療相談支援センターの協力で開催した。 女優の鳴神綾香さんが、「がんにな

「けがを負った野良犬」から劇的変化 献身的なサポートで新しい家族の元へ 米国で話題に
2024.06.25

「けがを負った野良犬」から劇的変化 献身的なサポートで新しい家族の元へ 米国で話題に

 首にロープが食い込み、痛々しい状態で発見された1匹の犬。必要とされていたのは、傷の手当てだけではありませんでした。心を閉ざしていたものの、献身的なメンタルケアを経て、わずか1か月で新しい家族と暮らすことが決定。感動的なストーリーが、アメリカで話題になっています。 ◇ ◇ ◇

やらなければいけないことに追われ、悲しくても立ち止まる時間すらない。ある日突然夫を亡くした妻の体験談【書評】
2024.06.22

やらなければいけないことに追われ、悲しくても立ち止まる時間すらない。ある日突然夫を亡くした妻の体験談【書評】

 自分自身やパートナーが突然亡くなったときの手続きや相続について考えたことはあるだろうか。今元気に生きている人でも、明日突然亡くなることもある。『ある日突然オタクの夫が亡くなったら? 身近な人が亡くなった時にやるべきこと、起こること』(こさささこ/KADOKAWA)は、実際に夫が突然亡くなった

【ネガティブ読書案内】第31回:異文化の壁にぶち当たった時(案内人:マライ・メントラインさん)
2024.06.22

【ネガティブ読書案内】第31回:異文化の壁にぶち当たった時(案内人:マライ・メントラインさん)

恥ずかしい時、悔しい時、モヤモヤする時……思わずネガティブな気持ちになったときこそ、読書で心をやすらげてみませんか? あの人・この人に聞いてみた、落ち込んだ時のためのブックガイド・エッセイです。 異文化受容、多文化共生を! と叫ばれて久しいが、むしろ世界は、というか世間・生活空間

心の復興をテーマにした映画「港に灯がともる」制作進む…阪神大震災発生30年
2024.06.21

心の復興をテーマにした映画「港に灯がともる」制作進む…阪神大震災発生30年

 街が復興しても、心が癒えない人が大勢いる――。阪神大震災で被災者の心のケアに奔走した精神科医・安克昌(あんかつまさ)さん(2000年死去)が目指した「心の復興」をテーマにした映画「港に灯(ひ)がともる」の制作が神戸市で進められている。震災直後の神戸に生まれた在日韓国人女性が心の不調と向き合い

72歳男性が号泣…「突如この世を去った従兄弟」の悲しすぎる最期とは?彼を救った「優しい嘘」
2024.06.21

72歳男性が号泣…「突如この世を去った従兄弟」の悲しすぎる最期とは?彼を救った「優しい嘘」

私は葬祭コーディネーターとして、葬儀社で働く従業員の育成に努めています。そのため、一般の皆さまから葬儀費用などにまつわる相談を受けることがあります。 今回の相談者は、杉山欽二さん(72歳、仮名=以下同)。前編記事〈「突如この世を去った従兄弟」の葬儀に、親しかった72歳男性が呼ばれ

大山加奈、40歳の誕生日に“3人目”への思い「考えれば考えるほど正直厳しい」 不妊治療経て2021年に双子出産
2024.06.19

大山加奈、40歳の誕生日に“3人目”への思い「考えれば考えるほど正直厳しい」 不妊治療経て2021年に双子出産

 元バレー日本代表の大山加奈さんが6月19日にInstagramを更新。40歳の誕生日を迎えたことを報告するとともに、今後の不妊治療についての決断を明かしています。 「本日無事に40歳の誕生日を迎えることができました。いつも支えてくださり応援してくださっているみなさま本当にありが

妻子へのモラハラを後悔して、自分の行動を改めた父親。傷つけられてきた娘は反省した父を許すべき?
2024.06.16

妻子へのモラハラを後悔して、自分の行動を改めた父親。傷つけられてきた娘は反省した父を許すべき?

父親からの激しい叱責や罵倒などのモラハラ行為を受けて育ち、父親と決別した娘。そんな娘も、やがて恋人や部下へのキツイ態度で周囲の人を傷つけるようになって……。先日発表された漫画『99%離婚 離婚した毒父は変わるのか』は、モラハラからの更生と夫婦関係の再構築をリアルに描いた『99%離

頭を金槌で殴られ、粘着テープでぐるぐる巻きにされていた猫 2年以上の歳月をかけて少しずつ心を開き、新たな家族の元へ
2024.06.12

頭を金槌で殴られ、粘着テープでぐるぐる巻きにされていた猫 2年以上の歳月をかけて少しずつ心を開き、新たな家族の元へ

■生きたまま粘着テープでぐるぐる巻きにされていた猫次郎くんは、2015年10月初旬、豊島区南長崎の公園で、粘着テープでぐるぐる巻きにされ、首に怪我をしている状態で紙袋に入れて捨てられていた。 近所に住む人から「紙袋の中にテープで足を縛られた猫がいる」と110番通報が

亡き父への思い、19年経て絵本に 静岡の語学学校理事長刺殺事件 遺族の石原さん
2024.06.11

亡き父への思い、19年経て絵本に 静岡の語学学校理事長刺殺事件 遺族の石原さん

 19年前、静岡市葵区の日本語学校「静岡日本語教育センター」の理事長だった父石原康彦さん=当時(59)=を殺人事件で失った長女の石原えつこさん(49)=東京都=が、事件や父への思いをつづった絵本「じいちゃんはどうしてしんじゃったの?」を自費出版した。えつこさんは「自分が語ることで、事件の実像や

認定こども園で不適切保育 園児の頬をつねったりたたいた園長辞任 沖縄・うるま市
2024.06.07

認定こども園で不適切保育 園児の頬をつねったりたたいた園長辞任 沖縄・うるま市

 【うるま】うるま市は5日、市内の社会福祉法人が運営する認定こども園で1月、園長兼理事長が園児の頬をつねったりたたいたりする不適切保育(虐待)があったとホームページ(HP)で発表した。5月には、市内の別の認定こども園で一時子どもを見失う事案も発生していた。 市によると虐待行為は1

突然の悲しみ、会えない苦しみ「遺族の気持ちを知って」 被害者支援センターとちぎ18冊目のメッセージ集「証」
2024.06.07

突然の悲しみ、会えない苦しみ「遺族の気持ちを知って」 被害者支援センターとちぎ18冊目のメッセージ集「証」

 事件事故の被害者や家族を支援する「被害者支援センターとちぎ」(宇都宮市桜4丁目)は6日までに、遺族が抱える思いをまとめたメッセージ集「証(あかし)」を発行した。10人が家族を突然失った悲しみや事件事故の根絶に向けた思いをつづった。2007年から毎年発行しており、18冊目。 00

【自律神経の乱れ?】僧侶が教える!言葉の力で心と体をゆるめる方法
2024.06.06

【自律神経の乱れ?】僧侶が教える!言葉の力で心と体をゆるめる方法

「心が張りつめて苦しいとき、“物事はすべて変わっていく”という考えを思い出すと、状況を俯瞰して見られて、ふっと力が抜けます」“諸行無常”はいつの時代も普遍の真理という僧侶・看護師の玉置妙憂さんに心と体をゆるめる方法を聞きました。看護師、僧侶、ケアマネジャー。自宅で夫を“自然死”で

社会貢献活動の法人設立 旧ジャニーズ事務所
2024.06.05

社会貢献活動の法人設立 旧ジャニーズ事務所

 SMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)は5日、社会貢献活動を行う一般社団法人「Mindful」を設立したと発表した。  新法人は、旧事務所が行ってきた支援活動を踏まえ、大規模災害時の被災者ケアや復興支援の他、性犯罪被害者らの心のケアの支援環境整備などを行うという

将来廃業のSMILE-UP.が一般社団法人を設立 「社会貢献活動」目的の独立組織…社員に藤島ジュリー景子氏の名も
2024.06.05

将来廃業のSMILE-UP.が一般社団法人を設立 「社会貢献活動」目的の独立組織…社員に藤島ジュリー景子氏の名も

 SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は5日、公式サイトを更新し、新たな一般社団法人Mindfulを設立したことを発表した。設立理由は「安定的かつ持続的に社会貢献活動を行う目的」とし、社員にはSMILE-UP.の100%株主で元ジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子氏も名を連ねている。