【独自】熊本市立千原台高校野球部の男性教員が体罰や暴言などの疑いで指導自粛

AI要約

熊本市立千原台高校野球部の男性教員が体罰や暴言などの疑いで指導を自粛していることが分かりました。

前任の監督が引退し、27歳の男性教員が後任の監督として指導を始めましたが、暴力や暴言を交えた指導を行っていたとされています。

熊本市教育委員会が詳細な調査を行い、体罰や暴言が体罰に該当するかどうかを検討する予定です。

【独自】熊本市立千原台高校野球部の男性教員が体罰や暴言などの疑いで指導自粛

プロ野球選手も輩出した公立の強豪校で何があったのでしょうか。

熊本市立千原台高校野球部の男性教員が体罰や暴言などの疑いで指導を自粛していることがTKUの取材で分かりました。

千原台高校野球部では、前任の監督がことし夏の熊本大会後に引退を表明。

コーチを務めていた27歳の男性教員が7月下旬から後を引継ぎ、監督として指導を始めました。

複数の関係者によりますと、この男性教員はコーチ時代から部員に対し、暴力や暴言を交えた指導を行っていたといたということです。

熊本市教育委員会によりますと、7月下旬に体罰・暴言等に関する「子どもを守る相談票」が市に寄せられたことで今回の事案が発覚。

熊本市教育委員会は詳細な調査を開始し、27歳の男性教員は現在、野球部の指導を自粛しているということです。

また、9月18日に熊本市の体罰等審議会が開かれ、今回訴えがあった暴力や暴言が体罰にあたるかどうかを諮る予定となっています。

千原台高校はTKUの取材に対し、「当該の教員が指導を自粛し前監督が復帰したのは事実だが、教育委員会が調査中のため詳細なコメントは差し控える」としています。

また、熊本県高野連は、「この件に関して千原台高校から報告は受けていない。前任の監督から当該の教員へ交代する書類も提出されていない」とコメントしています。