8日グランプリ決定! 米1グランプリ  コメのありがたみ、かみしめ 創作丼や米粉麺、スイーツなど多彩な約100品

AI要約

コメを使った料理やスイーツの味、アイデアを競う「米1グランプリ松江2024」が開幕。約100品が並び、1万人が食欲の秋を満喫。

グランプリは主催者が代わり復活。40ブースが店舗を構え、珍しいメニューを楽しむ来場者。

主催者はコメのありがたみを伝え、島根の農業の魅力を発信する機会にしたいと願う。

8日グランプリ決定! 米1グランプリ  コメのありがたみ、かみしめ 創作丼や米粉麺、スイーツなど多彩な約100品

 コメを使った料理やスイーツの味、アイデアを競う「米(ベイ)1グランプリ松江2024」が7日、松江市学園南1丁目の松江市総合体育館で開幕した。創作丼や米粉麺、スイーツなど多彩な約100品が並び、島根県内外から訪れた1万人がコメのありがたみとともに、食欲の秋を満喫した。最終日の8日は、来場者の投票でグランプリを決める。

 グランプリは、松江市や島根県奥出雲町などの民間企業でつくる実行委員会が主催。2014年を最後に途絶えていたが、主催者が代わり復活した。

 島根、鳥取、山口など県内外から40ブースが店舗を構え、和牛丼やカモ肉を挟んだライスバーガー、鳥取県産米の米粉麺を使った担々麺などを販売。来場者は珍しいメニューを写真に収めるなどしながら、味や見栄えを楽しんだ。ライスバーガーを食べた松江市立義務教育学校玉湯学園4年の児童(9)は「お米にお肉の汁がジュワーっと染みこんでおいしい」と笑顔で話した。

 同実行委の石原雅人さん(41)は、コメ不足が叫ばれる今夏の状況を踏まえ「コメのありがたみが分かった今年、島根の農業のためにも魅力や可能性を発信する機会にしたい」と願った。