安来スマートIC事業化決定 アルテピア最寄りで工業団地など整備しバイパスで国道9号に直結のアクセス向上で市街全体の活性化に期待

AI要約

島根県安来市に新たなスマートインターチェンジが設置されることが決定した。

安来スマートインターチェンジの設置場所や関連施設について詳細が明らかになっている。

島根県知事も喜びのコメントを述べ、円滑な事業実施への協力を表明した。

安来スマートIC事業化決定 アルテピア最寄りで工業団地など整備しバイパスで国道9号に直結のアクセス向上で市街全体の活性化に期待

島根県安来市の山陰道に、新たにスマートインターチェンジが設置されることになり、国土交通省が6日発表しました。

新規事業化が決まったのは、市などが要望していた「安来スマートインターチェンジ(仮称)」です。

去年9月には、前段階に当たる準備段階調査箇所に選定されていました。

設置場所は安来市飯島町と切川町にまたがり、既存の山陰道安来インターチェンジから西へ2.7キロ離れています。県が整備を進めている、南北方向の切川バイパスと接続して国道9号とつながります。

近くには安来市総合文化ホール「アルテピア」があるほか、一帯が飲食店や小売業、事務所、工業などに整備される計画です。

さらに以前からある工業団地も含めてアクセス性が向上するため、企業立地の促進や市全体の産業活性化を期待できるとしています。

島根県の丸山達也知事は

「国に対して、早期の新規事業箇所への選定を強く求めてきたところであり、大変喜ばしいことです。県としても、引き続き、スマートICや周辺道路の整備に必要となる関係機関との調整など、円滑な事業実施向けて協力してまいります」

などのコメントを発表しました。

なお詳しい供用開始時期は見通せないものの、県内では雲南市の松江道・雲南加茂スマートインターチェンジが新規事業化から概ね5年で開通しています。