福岡でパンイベント「麦フェス」 九州のパン店12店出店、新麦生パスタも

AI要約

福岡市で開催されるパンイベント「麦フェス in Fukuoka」が紹介されている。

九州産の新麦を使用したパンが販売され、人気のパン店が出店する様子も描かれている。

イベントの魅力や特別企画についても触れられており、詳細な情報が提供されている。

福岡でパンイベント「麦フェス」 九州のパン店12店出店、新麦生パスタも

 パンイベント「麦フェス in Fukuoka」が9月16日、ベーカリーショップ「パンストック天神店」(福岡市中央区西中洲)で開催される。主催はNPO法人「新麦コレクション」九州支部。(天神経済新聞)

 今年の夏に収穫された九州産の小麦「ミナミノカオリ」「チクゴイズミ」を製粉し、ひきたての「新麦」を味わうイベント。2018(平成30)年から開催しており、毎年行列ができるという。九州を中心に、パン店12店舗以上が出店し、新麦のみを使ったパンを販売する。同NPO代表の池田浩明さんは「毎年、麦の状態も異なる。昨年との違いを感じ、小麦畑を想像しながら作ったパンがそろう」と話す。

 出店店舗は「パンストック」のほか、「モロパン」「日乃光」「ブランジュリ ノアン」「Pont Pain」(以上、福岡県)、「コスギリゾート」(熊本県)、「Pois」(山口県)など。今年は、特別企画として、パンのほか新麦を使った生パスタが初登場する。平打ちのパッパルデッレのカルボナーラを、「コスギリゾート」の料理人が提供する。

 池田さんは「いつも製造で忙しく店頭に立つことの少ないパン屋さんが自ら販売する。パンのことや麦のことも直接聞いてみてほしい。九州はおいしい小麦、ユニークな小麦がある場所。新麦を使ってパンを作る1年に1度のお祭りで、今年も人気のパン屋さんが出店する。この機会に味わってもらえれば」と来店を呼びかける。

 開催時間は10時~14時(一部12時から出店の店舗あり)。