島根原発でマット焼く火事発生 島根県が立ち入り調査

AI要約

島根原発の2号機建物西側でマットからの出火が発生し、作業員が消火。けが人や放射性物質漏れはない。

打設したコンクリートの水分が蒸発しないようにかぶせていたマットが原因で火災が発生。消火後、原因は調査中。

松江市消防本部や県が現地を調査し、火災と判断。

島根原発でマット焼く火事発生 島根県が立ち入り調査

 中国電力は7日、島根原発(島根県松江市)の2号機原子炉建物西側の屋外で、マットからの出火を確認したと発表した。溶接作業中だった協力会社の作業員が消火した。けが人や放射性物質の漏れはないという。

 中電によると、同日午前9時5分ごろ、打設したコンクリートの水分が蒸発しないようにかぶせていたマットが燃えているのを作業員が発見。1分後に消火器で縦1メートル、横2メートルの範囲を消火した。原因は調査中。松江市消防本部が火災と判断し、県が現地を立ち入り調査した。