「世界一長~~~い畳」でギネス挑戦 長さ12.67メートル、熊本のイ草生産者ら製作

AI要約

熊本県内の畳生産者が世界一長い畳を作り、ギネス世界記録に挑戦している

八代市産のイ草を使用し、長さ12・67メートルの畳を作成

熊銘会はギネスワールドレコーズに記録提出し、結果待ち

「世界一長~~~い畳」でギネス挑戦 長さ12.67メートル、熊本のイ草生産者ら製作

 熊本県内のイ草生産者でつくる県畳表銘柄確立研究会「熊銘会[ゆうめいかい]」や畳生産者らが、八代市産のイ草で、長さ12・67メートル(約7畳分)の畳を作り、「世界一長い畳」として、ギネス世界記録更新に挑戦している。

 八代市は生産量全国一のイ草産地。国産イ草と畳の魅力を広く知ってもらおうと、坂本一真会長(43)らが2年半前に畳作りを企画、今月から製作に着手していた。

 26日、同市新港町のくまモンポート八代であった記録測定会には、同会員や畳関係者ら約40人が参加。心地よく畳が香る中、測量士らが完成した畳のサイズや強度を調べた。県などによると、現在のギネス記録は2018年に岡山県で作られた全長11・71メートル。今回製作した畳は、これより1メートル弱長かった。

 熊銘会は、8月末までに畳製作の詳細を収めた映像や測量結果などを、ギネスワールドレコーズ社の記録管理部に提出する。審査結果は、1~2カ月後に出る見込みという。

 結果発表後は、くまモンポートで、お披露目会を開く予定。坂本会長は「国産畳は香りが良く、丈夫で長持ちする。多くの人に触れてもらう機会をつくることで、イ草の消費拡大につなげたい」と話している。(上島諒)