西陣織ドレスでVIP接客 パソナ、万博パビリオン

AI要約

2025年大阪・関西万博でパソナグループがVIP接客用の衣装を発表。着物風のドレスには西陣織や友禅染が取り入れられ、日本文化を世界にアピール。

97歳のファッションデザイナー藤本ハルミさんが衣装を手がけ、関西の成功を願って依頼を受けた経緯が明かされる。

20着のVIP接客用ドレスのほか、一般来客者を案内するスタッフの衣装も制作が進められている。

 2025年大阪・関西万博でパビリオンを出展するパソナグループは3日、各国の要人などVIPを接客するアテンダントの衣装を発表した。西陣織や友禅染を取り入れた着物風のドレスに仕上げ、日本文化の魅力を世界に発信する。

 伝統工芸の技術を生かした衣装を手がける97歳のファッションデザイナー藤本ハルミさんが担当した。神戸で生まれ育った藤本さんは「東京一極集中が進む中、関西の皆さんには万博が成功するよう頑張ってほしい」と考え、パソナグループの南部靖之代表の依頼を引き受けたという。

 VIP接客用のドレスは20着用意。パソナグループは一般来客者を案内するスタッフの衣装も制作を進めている。