修繕に使うはずだった4730万円を店からだましとったか 「社長が持ってこいと言っている」とウソ 名古屋・中区の飲食店

AI要約

名古屋市中区の飲食店で元従業員が4730万円をだまし取った事件が起きた。

浜野容疑者は同僚に偽の指示を出し、現金を持ち逃げした疑いが持たれている。

逮捕された浜野容疑者は逃走費用や飲食代に現金を使用したと供述している。

名古屋市中区の飲食店で現金約4730万円をだましとったとして、元従業員の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、中区飲食店の元従業員、浜野辰也(はまの・たつや)容疑者(33)です。

警察によりますと浜野容疑者は去年4月、勤務していた飲食店で、金を管理する同僚に対し「社長が現金を全部持ってこいと言っている」などとうそを言い、

現金およそ4730万円が入ったカバンをだましとった疑いがもたれています。

店にあった現金は、別の店舗の修繕費用などに使われる予定だったということです。

浜野容疑者は、現金を持ってそのまま逃走し、行方が分からなくなっていましたが18日に札幌市で逮捕されました。

調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めていて、だましとった現金は逃走費用や飲食代などに使ったという旨の供述をしているということです。