休み明け子どもの自殺増 フリースクール運営女性「学校以外の居場所も大切」

AI要約

船橋市でフリースクールを運営する鳥居佐織代表が、夏休み終了時に子どもの自殺が増加する傾向について警鐘を鳴らし、親の理解や学校以外の居場所の重要性を訴える。

不登校の子供たちを受け入れるフリースクールが大切であり、子供の最適な居場所を見つけることの重要性を強調する。

子供たちに自己信頼を持ち、将来的な社会的自立を目指すことを促し、学びを自由にデザインする時代であるため積極的な試みをするよう呼びかける。

休み明け子どもの自殺増 フリースクール運営女性「学校以外の居場所も大切」

 夏休みが終わり子どもの自殺が増える傾向にあるこの時期、船橋市でフリースクールを運営する女性は、親の理解や学校以外の居場所の大切さを訴えています。

 HSC対応リベラルスクール 鳥居 佐織 代表

 「自死にまで自分を追い詰めてしまう理由は『親に理解されないだろう』『親を苦しませてしまう』「学校に行けなかったら人生おしまいだ」と思い込んでいて、自分が親を悲しませる苦しませるということが一番罪悪感で一番自分を苦しめること。学校に行けないことよりも何よりも親を悲しませることが許せないと聞いている」

 このように話すのは不登校の子どもたちを受け入れる民間の教育施設「フリースクール」を船橋市内で運営する鳥居佐織さん。

 周りにいる大人が学校に固執せずに、子どもにとって最適な居場所を探してあげることが大切と訴えます。

 その上で、子どもたちには次のように呼びかけます。

 HSC対応リベラルスクール 鳥居 佐織 代表

 「親でも先生でもない自分の心を信じてください。学校に行くことが目的ではなく、将来的に社会的自立をすることが目的。学校に行っても行かなくてもどうやったらありのままの自分を生かして幸せな社会的な自立ができるのだろうかということを目標にして、学びを自由にデザインしてみてください」「いまはオンライン授業、フリースクール、ホームスクールなどを組み合わせて自分に合った学びをデザインできる時代。ぜひやってみてください」