陸上自衛隊、熊本市などで職業体験ツアー 高校生ら150人参加 航空機の搭乗体験も

AI要約

陸上自衛隊西部方面隊が熊本市と益城町で職業体験ツアーを初めて開催。

高校生約150人が隊員の仕事内容を学び、装備品を見学。

参加者からはチームワークや幅広い仕事に対する理解が深まったとの声。

陸上自衛隊、熊本市などで職業体験ツアー 高校生ら150人参加 航空機の搭乗体験も

 陸上自衛隊西部方面隊は8月26日、総監部のある熊本市東区の健軍駐屯地と航空隊を置く益城町の高遊原分屯地で、職業体験ツアー「健軍ジョブリンピック」を初めて開いた。高校生ら約150人が隊員の仕事内容を学び、装備品を見学した。

 自衛隊の仕事に理解を深めてもらおうと、九州各県の高校生らに呼びかけた。担当者が自衛隊の役割のほか、陸自には普通科や航空科、会計科など16職種あることを説明した。

 健軍駐屯地では、装甲車や戦車、オートバイなど約20種の装備品が展示され、参加者は隊員の説明を聞きながら見て回った。高遊原分屯地では、航空機の搭乗体験もあった。

 自衛官を目指しているという大津高3年の男子生徒は「チームワークが大事な組織だと思った。陸自は厳しい訓練のイメージがあったが、デスクワーク中心の職種もあり、幅広い仕事があることを知れた」と話した。(丁将広)