「重い責任、使命感でいっぱい」五島市長選挙 出口 太氏が初当選《長崎》

AI要約

元国会議員秘書の出口太氏が五島市長選挙で初当選し、当選証書を受け取る。

出口氏は市民のために島民割引や農水産物の輸送補助金を続ける意向を表明。

次点の荒尾氏は市議の経験を持ちながらも出口氏に及ばず落選。投票率は前回よりわずかに上昇。

「重い責任、使命感でいっぱい」五島市長選挙 出口 太氏が初当選《長崎》

任期満了に伴う五島市長選挙は、9月1日投開票が行われ、新人で元国会議員秘書の出口 太氏が初当選を果たしました。

2日午前10時、五島市長選挙で初当選した新人で元国会議員秘書の出口 太氏 49歳に当選証書が授与されました。

(出口 太氏)

「重い責任、使命感、今はその気持ちでいっぱい。しっかり五島市のため、皆様のために仕事をして五島市をよりよい町にしていきたい。しっかり頑張る」

23期務めた野口市長の不出馬で新人同士の三つ巴の激戦となった今回の選挙。

出口氏は野口市長の後継として出馬し、自民、公明の推薦を受け組織戦を展開。

次点におよそ2800票差をつけて当選しました。

(出口 太氏)

「島民割引と農水産物を本土まで輸送する際のコストに対する補助金をきちんと続けていきたい」

一方、次点の荒尾 正登氏は34年に及ぶ市議の経験をアピールしましたが及びませんでした。

(荒尾 正登氏)

「ただただ私の力不足だと、そのように思っている。期待に応えることができなかった。本当に本当に申し訳なく思っている」

投票率は60.41%で4年前の前回を1ポイントあまり上回りました。