和歌山県有田市長選で元県議の玉木氏が初当選

AI要約

有田市長選挙で無所属の新人候補が初当選しました。

新人同士の一騎打ちとなった選挙で投票率は高く、玉木久登氏が上野山善久氏をやぶって当選しました。

玉木氏は元県議会議員で、市長として人口減少や高齢化といった課題に取り組む意欲を示しています。

和歌山県有田市長選で元県議の玉木氏が初当選

新人同士の一騎打ちとなった任期満了に伴う、和歌山県有田市長選挙の投票が9月1日行われ、即日開票の結果、無所属の新人で自民党が推薦する元・県議会議員の玉木久登氏(59)が、元市議会議員の新人候補をやぶり、初当選しました。

有田市選挙管理委員会が、1日22時ちょうどに発表した開票結果は次の通りです。(敬称略)

当選 玉木久登 無所属・新 7728票 上野山善久 無所属・新 6725票

投票率は66.30%で、4年前の前回選挙に比べ5.79ポイント高くなりました。当日有権者数は2万2115人でした。

玉木氏は、1964年、有田市の生まれで、県立南部高校を卒業後、県外の商社に就職しましたが、父親の急逝を機に帰郷し、機械工具販売業を起業、2011年から有田市議会議員を2期、2017年から県議会議員を3期つとめました。

有田市長に初当選した玉木氏は「望月市長の責任の重さを痛感している。人口減少や高齢化など、課題は山積しているが、精一杯取り組みたい」と抱負を述べました。

有田市では4期16年務めた現職の望月良男市長(52)が、今期限りで退任することから、新人2人による選挙戦になりました。